野洲の男性 SNSで投資話持ちかけられ1800万円の被害か

野洲市の男性が、SNSの広告をきっかけに暗号資産の投資話を持ちかけられ、およそ1800万円をだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、注意を呼びかけています。

警察によりますと、野洲市の70代の男性が、ことし8月、投資についての講義を受けることができるとしたSNSの広告にアクセスしたところ、投資についてやりとりをする別のSNSのグループに誘導されました。
男性は、このグループで知り合った女性を名乗る人物から「あなたに利益をもたらすつもりです。時間がないなら私が毎日、お手伝いします」などと、暗号資産の投資話を持ちかけられました。
男性は、相手から紹介された投資サイトで取引を始め、暗号資産への投資名目で、先月(10月)まで6回にわたり、あわせて現金およそ1800万円を指定された口座に振り込み、だまし取られたということです。
その後、男性が、投資サイトで資産がなくなっていると表示されていることに気づき、警察に相談して被害が発覚したということです。
警察は詐欺の疑いで捜査するとともに、SNSで知り合った人物から持ちかけられた投資話は詐欺だとして、必ず警察に相談するよう呼びかけています。