飛び出し坊や50周年 “発祥の地”東近江で写真コンテスト

見通しの悪い交差点などに設置され、ドライバーに注意を呼びかける子どもをかたどった看板、「飛び出し坊や」の誕生から50周年を迎えるのを記念し、看板の“発祥”の地、滋賀県東近江市では、「飛び出し坊や」の写真をSNSに投稿してもらうフォトコンテストを行っています。

「飛び出し坊や」は、子どもの交通事故を防ごうと、1973年に滋賀県の旧・八日市市の社会福祉協議会が地元の看板製作会社に依頼して誕生し、いまでは県内外に設置されています。
フォトコンテストは、看板の誕生からことしで50周年を迎えることを記念し、八日市市などが合併してできた東近江市と市の観光協会が企画しました。
参加を希望する人は、▼市の観光協会のインスタグラムをフォローしたうえで、▼東近江市内に設置されている「飛び出し坊や」を撮影し、▼撮影場所などを書き込んで投稿します。
作品の受け付けは12月24日までで、来年(令和6年)2月ごろまでに審査が行われ、入賞者には、市の特産品や小さなサイズの「飛び出し坊や」が贈られるということです。
東近江市観光協会の川元藍さんは「撮影の際は周囲の安全に気をつけてもらい、東近江市らしさや、看板が地域で大切にされている様子を伝える写真の投稿をお待ちしています」と話していました。