JR南彦根駅そばの大型商業施設ビバシティ彦根 改装オープン

彦根市のJRの駅のそばにある大型商業施設、「ビバシティ彦根」が27日、全館リニューアルオープンし、大勢の客でにぎわっています。

「ビバシティ彦根」はいまから30年近く前に当時、県内最大級の商業施設としてJR南彦根駅のそばにオープンしました。
多様なニーズに応えるため半年前から改装工事が段階的に進められ、27日に全館リニューアルオープンを迎えました。
開店前には大勢の人たちが列を作り、午前10時にオープンするとお目当ての店舗に次々と入っていきました。
リニューアルした「ビバシティ彦根」は3階建て、延べ床面積が9万6000平方メートルあまりで改装前の規模と変わりませんが、店舗の数は20以上増えて100店舗となっています。
菓子を取り扱う店や食料品売り場などを集めた「食」のフロアを設けたり、若者に人気のある生活雑貨を取り扱う店を配置したりして、幅広い世代が楽しめる「地域交流の場」をコンセプトにしていることなどが特徴だということです。
地元の彦根市から訪れた女性は「オープンを楽しみにしていました。これまで遠くにしかなかった店が近くに来てくれてうれしいです」と話していました。
施設の支配人の辰巳勝仁さんは「3世代が楽しめる商業施設を目指して頑張っていきたいです」と話していました。