長浜市中心部でイノシシの目撃情報相次ぐ

18日朝、長浜市の中心部でイノシシが相次いで目撃されました。
イノシシは車と衝突したあと行方が分からなくなり、警察が警戒にあたりました。

18日午前6時20分ごろ、JR長浜駅から北に1キロほど離れた祇園町で、イノシシが走っていると近くにいた人から警察に通報がありました。
警察によりますと、イノシシは体長1メートルほどの成獣とみられるということです。
このあとイノシシは、近くの列見町や北陸本線の線路を越えた三ツ矢元町でも目撃されたあと、長浜警察署の前の道路を東へ走っていったということです。
そして、午前7時10分ごろ、北陸自動車道の長浜インターチェンジ近くにある加納町の県道で、走ってきた軽乗用車と衝突したあと、さらに北へ逃げたということです。
軽乗用車を運転していた40代の女性にけがはありませんでした。
イノシシは市街地を少なくとも4キロ以上横断したあと行方が分からなくなり、警察は、この日、周辺をパトロールするなど警戒を続けたということです。