小学生がメディアリテラシー学ぶ教室 近江八幡などで開催

テレビや新聞、インターネットなどからの情報を読み解き活用する力「メディアリテラシー」について学ぶ教室が、近江八幡市の小学校などで開かれました。

この教室はNHKが各地で開いていて、12日はNHK大阪放送局と近畿地方の4つの小学校をオンラインで結んで行われ、このうち近江八幡市の老蘇小学校では6年生26人が参加しました。
この中では、NHKのアナウンサーが講師となって、架空の学校で制作された新入生向けの学校紹介の動画を見ながら、メディアリテラシーについて学んでいきました。
子どもたちは、動画の制作にあたっては体操服のデザインなどをめぐり学校への否定的な意見も取材していたが、上映された映像には盛り込まれなかったことを告げられると、▼新入生が入学後に困らないよう否定的な情報もきちんと伝えるべきだとか、▼新入生が学校に対しネガティブな印象を持つおそれもあるので、編集した内容を変える必要はないなどのさまざまな意見を出し合っていました。
参加した児童は「自分の学校だけでなく、ほかの学校の子どもたちの意見も知ることができて楽しかった」と話していました。