全国の「佐々木」さん ゆかりの神社に集合 近江八幡

「佐々木」という姓にゆかりがあるとされる近江八幡市の神社で、全国の「佐々木」姓の人たちが集まり、先祖に感謝する神事が行われました。

近江八幡市にある沙沙貴(ささき)神社は、近江源氏の佐佐木氏(ささきし)の先祖とされる宇多天皇をまつっていることから「佐々木」姓の人たちの信仰を集めています。
毎年10月に、先祖に感謝し、子孫の繁栄を願う神事が行われていて、ことしは今月(10月)8日、全国の佐々木さんなど、ゆかりのある人たちおよそ70人が集まりました。
神事に続いて、中国の伝説上の鳥、「鳳凰」が万歳を唱える姿を表した舞楽の「萬歳楽」が奉納されました。
愛知県から訪れた佐々木公麿さんは「これまで20年近く毎年、神事に参加しています。天気にも恵まれ、気持ちよく参拝することができました」と話していました。
沙沙貴神社の禰宜の岳郁美さんは「これからもインターネットなどを通じて、全国の『佐々木』姓の人たちに神社について知ってもらえるように取り組んでいきたい」と話していました。