新型コロナのワクチン接種後に死亡 大津市の2人に一時金

新型コロナウイルスワクチンの接種後に亡くなった大津市の2人について、ワクチン接種との因果関係が否定できないとして、国の救済制度に基づき死亡一時金などが給付されることになりました。

新型コロナワクチンの接種後に死亡した人については、予防接種法に基づいた健康被害の救済制度で、国が因果関係が否定できないと認定した場合には、死亡一時金などが給付されています。
大津市によりますと、ワクチンの接種後に死亡した市民2人について、厚生労働省が因果関係が否定できないと認定したことを受けて、死亡一時金と葬儀費用あわせておよそ4400万円を、それぞれの遺族に給付することを決めたということです。
市は「個人の特定につながるおそれがある」として、死亡した人の年齢などは明らかにしていません。
県によりますと、県内で、これまでにこの制度で死亡一時金の給付が認められたのは、今回の2人を含めて4人になるということです。