インフルエンザ 滋賀県で流行期に 学校では学級閉鎖相次ぐ

滋賀県は、県内でインフルエンザが流行期に入ったと発表しました。
今月に入り、県内の学校では、およそ70校で学級閉鎖の措置がとられていて、県は、感染対策の徹底を呼びかけています。

県によりますと、今月10日までの1週間に、県内およそ60の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関当たりの平均で2.76人と、前の週から1.14人増えました。
これで、3週連続で流行の目安の「1人」以上となり、県は、インフルエンザが流行期に入ったと発表しました。
9月に流行期入りしたのは、記録が残る13年前の平成22年度以降、初めてです。
県内の学校では、インフルエンザと新型コロナウイルスなどによる学級閉鎖が相次いでいて、今月1日から13日の間に、小学校で43校、中学校で19校、高校などの県立学校で6校が学級閉鎖となっています。
県は、マスクの着用や手洗い、換気などの基本的な感染対策を徹底するとともにワクチン接種の検討などを呼びかけています。