県内のガソリン小売価格 平均で184.8円 過去最高値に

滋賀県内のレギュラーガソリンの小売価格は、8月28日時点の1リットルあたりの平均で184.8円となり、これまでの調査で最も高くなりました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、滋賀県内のレギュラーガソリンの小売価格は、28日時点の1リットルあたりの平均で184.8円となりました。
先週と比べて3.1円値上がりし、15年前の2008年8月に記録した183.6円を上回って、これまでの調査で最も高くなりました。
県内では8月に入って、180円を超える記録的な高値の水準が続いています。
これは▼主要な産油国が原油の減産を発表し価格が高止まりしていることや▼円安によって原油の輸入価格が上昇していること、それに▼価格上昇を抑えるとした国からの補助金が段階的に縮小されていることが背景にあります。
石油情報センターは「ガソリン価格は来週も上昇が見込まれるが、その先の値動きは不透明だ」としています。