大津市が9月25日から消費喚起キャンペーン「おおつ割」

物価の高騰などを受け、大津市は、市内の小売店などで最大30%の割り引きが受けられる「おおつ割」と名付けたキャンペーンを9月25日から始めると発表しました。

「おおつ割」は、物価高騰などで苦しむ事業者や消費者を支援しようと、滋賀県の消費喚起キャンペーン、「しが割」を参考に、大津市が始めるものです。
割り引き額は、買い物の額に応じて変わり、1回当たり1200円を上限に、最大で30%の割り引きが受けられます。
例えば、1000円から2000円未満の場合は300円、4000円以上なら1200円の割り引きとなります。
対象の店舗は、大津市内の食料品店や酒店などの小売業のほか、理美容店やマッサージ店などのサービス業で、大企業のほか、飲食店は含まれないということです。
期間は、9月25日から11月5日までの6週間で、2週間に1回、割り引きを受けるために必要な電子クーポンが通信アプリの「LINE」で発行されます。
割り引きは、大津市民以外でも誰でも受けられるということです。
大津市の佐藤健司市長は「期間は限られていますが、この取り組みで、物価上昇の影響を受けている事業者や市民の暮らしと営みの支援につなげていきたい」と話していました。