「地下に眠る歴史を探ろう」大津市歴史博物館で出土品の展示会

大津市内の遺跡で見つかった、旧石器時代から江戸時代までの出土品をまとめて紹介する展示会が、大津市歴史博物館で開かれています。

この展示会は、大津市内で発掘された出土品を広く知ってもらおうと開かれ、会場にはこの10年間に発掘されたものを中心に、旧石器時代から江戸時代までの土器や陶磁器など871点が展示されています。
このうち、寺院の屋根の両端に飾る「鴟尾」は、飛鳥時代に作られたとみられ、ほぼ完全に復元できたのは非常に珍しく、国の重要文化財に指定されています。
また、古墳時代後期の集落跡から見つかった木製のこまは、国内最古とみられ、祭りで使われていたと考えられています。
このほか平安時代の遺跡から、貴族などが正装する際に、自分の位を示すために帯につけていたとみられる金銅製の装飾品も展示され、国内で3例目の貴重なものだということです。
訪れた草津市の小学6年生は「興味深く、いろいろ調べていきたいと思った。土器などの写真を載せて、説明を書いて自由研究にしようと思う」と話していました。
大津市歴史博物館の福庭万里子学芸員は、「地上にある古墳や城は目に見えるが、地面の中にも昔の人たちの痕跡が残っていて、大津市ならではの物が展示されているので、ぜひ来てほしい」と話していました。
この展示会は、来月(9月)3日まで大津市歴史博物館で開かれています。