びわ湖で水上スポーツを楽しむ拠点施設 大津市に完成し開所式

びわ湖やその周辺で、水上スポーツを楽しむ新たな拠点施設が大津市に完成し、4日、開所式が行われました。

びわ湖から流れ出る瀬田川のほとりにある大津市の滋賀県青年会館は、水上スポーツの普及や障害者支援に取り組んでいるNPO法人と協力し、建物の一部をリニューアルして、新たな拠点施設を整備しました。
4日は、関係者およそ70人が出席して開所式が行われ、NPO法人の小原隆史代表理事が「障害のある人、ない人、地域の人がともに水上スポーツを楽しめる施設にしたい」とあいさつしました。
そして、関係者の代表がテープカットをして、完成を祝いました。
このあと、完成を祝ってパレードが行われ、ボートや水面に浮かべた板の上に立ち、パドルをこいで進む「SUP」が瀬田川を進みました。
新たな施設には、競技用のボートなどを収容する倉庫や施設の利用者だけでなく地域住民や観光客も楽しめるカフェも設けられています。
この施設では、5日に水上スポーツを体験できるイベントが開かれ、6日から営業を開始します。