「光る君へ」で大津市PR 協議会が番組関連の商品開発支援

来年のNHK大河ドラマ、「光る君へ」の放送に向けて、主人公、紫式部ゆかりの街としてPRしようと、大津市などでつくる協議会が新たな旅行商品や土産物などを開発する事業者への支援を始めました。

来年の大河ドラマ、「光る君へ」の主人公の紫式部は、大津市にある石山寺で、「源氏物語」の構想を練ったとされています。
大津市や市の観光協会などでつくる協議会は、大河ドラマの放送を観光客の増加につなげようと、このほど、ドラマに関連した旅行商品や土産物、それに料理のメニューなどを新たに開発する事業者への支援を始めました。
このうち旅行商品は、パンフレットや電子カタログなどでドラマに関連したツアーを紹介した事業者に対し、10万円を限度に経費の半分を補助します。
また、土産物や雑貨、それに料理のメニューを新たに開発した事業者には、商品の開発や販売にかかる経費の半分を、3万円を上限に補助するということです。
このほか、協議会に申請すれば、大津市出身の漫画家、唐々煙さんが描いた紫式部をイメージしたイラストなどを無料で使うこともできるということです。
大津市観光振興課は「ドラマの放送をきっかけに、大津市にたくさんの観光客が来てもらえるよう事業者を支援していきたい」としています。