猛烈な暑さ対策に大津市の公共施設で“ちょっとひと休み”

連日厳しい暑さが続く中、大津市は、公共施設のロビーなど47か所を“ちょっとひと休み”できる休憩所として開放し、熱中症予防への利用を呼びかけています。

県内は、28日も各地で気温が上がり、▼東近江市と大津市で37.5度、▼長浜市唐国で36.2度、▼米原市で36.1度、▼彦根市で35.4度など、各地で猛暑日となりました。
5日連続で猛暑日となった大津市では、4日前から、市の施設のロビーなど47か所を休憩所として開放していて、生涯学習センターのロビーでは、午前中、4人ほどの市民が暑さからの避難に利用していました。
休憩に利用していた80代の女性は「部屋にエアコンがなく、暑さから避難する目的と友人にエアコン購入について相談しようと思い、来ました」と話していました。
また50代の女性は「涼しいし、待ち合わせ場所にも使わせていただいています。ひと休みできる場所があり、助かります」と話していました。
大津市危機・防災対策課の川上真一課長補佐は「買い物の帰り道など暑くてしんどいと感じたら、すぐに近くの対象施設を利用してもらい、熱中症を防いでほしいです」と話していました。
休憩所の目印は、「ちょっとひと休みしませんか」と書かれたポスターで、9月30日まで開放されているということです。