立民が離党届を提出した徳永久志衆議院議員を除籍処分に

立憲民主党は、離党届を提出した徳永久志衆議院議員を、党の結束を乱したなどとして除籍処分にしました。

衆議院比例代表近畿ブロック選出の立憲民主党の徳永久志議員は、先月、党の国会対応に違和感を覚えたなどとして、離党届を提出しました。
これを受けて、立憲民主党は、18日の常任幹事会で、党の倫理委員会での検討を踏まえ、徳永氏について、説得力に欠ける理由で、離党の意思を一方的に表明したことは、党の結束を乱す行為だなどとして、除籍処分にしました。
また、徳永氏が比例代表で選出されたことから、党に議席を返上するよう求める必要があるとして、議員辞職を勧告することもあわせて決めました。
岡田幹事長は、記者会見で、「徳永氏は党の常任幹事であり、滋賀県連代表でもありながら、説得力に欠ける理由で離党というのは理解できず、論外だ。比例代表選出の議員は、自らが勝ち取った議席ではなく、順番で当選していることもよく考えてほしい」と述べました。