伊吹山の登山道 複数の場所で土砂崩れ 入り口封鎖

12日の大雨の影響で、伊吹山では、登山道の一部が崩れているのが見つかり、地元の米原市は、登山道の入り口を封鎖し、ふもとからは登らないよう呼びかけています。

米原市によりますと、12日、登山道の整備をしていた地元のボランティア団体から激しい雷雨の影響で、6合目付近の登山道で土砂が崩れていると連絡がありました。
その後、ほかにも、4合目から7合目にかけての登山道の複数の地点や車が通れる林道の2合目付近でも、土砂が崩れているのが見つかったということです。
このため、米原市は、滋賀県と協議した上で、13日から、山のふもとにある登山道や林道の入り口を封鎖して、ふもとからは、山に登らないよう呼びかけています。
米原市によりますと、登山道の復旧には時間がかかる見込みだということです。
一方、ふもとと9合目をつなぐ「伊吹山ドライブウェイ」には被害はなく、通常どおり車の通行が可能で、ドライブウェイを経由して、山頂に向かうことはできるということです。
米原市の担当者は「観光シーズンに災害が起きたのは残念だが、安全のため、ふもとからは登らないようにしてほしい」と話しています。