SNSで知り合い投資話 草津の男性 約1700万円詐欺被害
草津市の60代の男性がSNSで知り合った人物から投資話を持ちかけられ、あわせておよそ1700万円をだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、注意を呼びかけています。
警察によりますと、草津市の60代の男性が、去年(令和4年)11月ごろ、SNSで知り合った女性と名乗る人物から「姉とともに金塊の売買で利益を上げている」とか「姉は情報分析のプロなので、指示に従って取り引きをすれば成功する」などと投資話を持ちかけられました。
男性が投資サイトに登録し、指定された口座に10万円を振り込んだところ、サイト上で利益が出たように表示されたことから、男性はことし4月にかけて投資や利益を引き出すための手数料の名目で、あわせておよそ1700万円を振り込みました。
その後、手数料を支払っても利益を引き出せないことを不審に思った男性が警察に相談して、被害が発覚したということです。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに、SNSを通じて投資を持ちかけるものはすべて詐欺だとして必ず警察に相談するよう呼びかけています。