高島市のメタセコイア並木 1本倒れる 雷の影響か

12日午後、人気の観光スポットになっている高島市にあるメタセコイアの並木のうち1本が倒れているのが見つかり、警察は、雷の影響で倒れた可能性もあるとみて詳しい状況を調べています。

12日午後3時半すぎ、高島市マキノ町で「メタセコイア並木の木が折れて車に当たった」と、付近にいた人から警察に通報がありました。
警察によりますと、メタセコイア並木の中の高さおよそ40メートル、太さおよそ60センチの木が1本、根元からおよそ7メートルのところから折れて、並木の道路を北進していた車に接触したということです。
県や警察によりますと、車に乗っていた人を含めてけが人はいませんでしたが、倒木の影響で片側1車線の並木の道路が一時、ふさがったということです。
また、折れた木には裂けたようなあとがあり、警察は雷の影響で折れた可能性もあるとみて詳しい状況を調べています。
滋賀県では12日午後、大気の状態が非常に不安定になり、一時、竜巻注意情報が県全域に出されていました。
高島市のメタセコイア並木にはおよそ500本の木が2.4キロにわたって道の両端に植えられていて、人気のスポットになっています。