湖北地方の風景を描き続けた彦根市出身の日本画家の回顧展

びわ湖や伊吹山など、湖北地方の風景を描き続けた彦根市出身の日本画家、寺村晴雄さんの回顧展が彦根市で始まりました。

昭和4年に彦根市で生まれた寺村晴雄さんは、去年、92歳で亡くなるまで、湖北地方を中心にした風景画などを描き続け、彦根市の文化功績者にも選ばれました。
6日から、彦根市で始まった回顧展には58点が展示されていて、このうち「水鳥帰る」という作品は、びわ湖の夕焼けと竹生島、それに水鳥が連なって飛ぶ様子が優しい色使いと繊細なタッチで描かれています。
また、彦根市から見える朝の伊吹山を描いた「朝迎」は、緑や紫などの顔料が丁寧に塗り重ねられていて、訪れた人たちは、それぞれの作品に見入っていました。
回顧展を開いた娘の清水知子さんは「湖北の身近な風景を日本画で描いていた画家が彦根にいたことを多くの人に知ってほしいです」と話していました。
寺村晴雄さんの回顧展は、「ひこね市文化プラザ」で今月(7月)9日まで開かれています。