滋賀県内 6月2日は非常に激しい雨のおそれ 十分注意を

滋賀県内では、1日の夜から雨が降り始め、2日は非常に激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。
気象台は2日は、土砂災害に警戒するとともに低い土地の浸水や河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

気象台によりますと、梅雨前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定になり、前線の活動が活発になる見込みです。
県内では1日の夜から雨が降り始め、2日は、北部、南部ともに局地的に雷を伴って多いところで、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
2日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、▼県の北部で180ミリ、▼南部で200ミリ、その後3日の夕方までの24時間では北部、南部ともに50ミリから100ミリと予想されています。
気象台は2日の昼過ぎから夜のはじめごろにかけて、土砂災害に警戒するとともに低い土地の浸水や河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
気象台の担当者は、「特に2日の午後は、雨水が川に排水できないために住宅地などに水がたまる内水氾濫が発生したり、中小の河川が氾濫したりする可能性がある。通勤通学の時間に外を歩くのが大変になるので早めの状況判断をお願いしたい」と話していました。