大津市 マイナポイントをほかの人に付与するミス1件

マイナンバーカードをめぐるトラブルが全国で相次ぐ中、大津市は、カードの取得などで付与される「マイナポイント」が誤ってほかの人に付与されるミスがあったと明らかにしました。

マイナンバーカードの取得などで最大2万円分のポイントがつく「マイナポイント第2弾」では、ほかの人に誤ってポイントが付与されたケースが全国で相次いでいます。
こうしたなか、大津市は、誤って他の人にポイントが付与されるミスが去年10月に1件あったと明らかにしました。
大津市によりますと、窓口の担当者が直前に健康保険証などの登録をしようと申請手続きをした人の画面をログアウトせず、次の人の手続きを行ったことが原因だということです。
ポイントが付与されなかった申請者には、ポイント分の現金を支払って謝罪しましたが、誤って付与された人は特定できていないということです。
このほかにはマイナポイントをめぐるミスは確認されていないということです。
大津市カード交付推進室は、「今後、同じことがないよう職員に注意喚起するなどして、再発防止に努めたい」としています。