投資詐欺で1100万円被害

大津市の女性がSNSで知り合った人物から暗号資産の投資話を持ちかけられ、あわせておよそ1100万円をだまし取られました。

警察によりますと、大津市の49歳のパート店員の女性は、5月上旬、インスタグラムで知り合った外国籍の男性と名乗る人物から、「仮想通貨の投資について教える」などと暗号資産の投資話を持ちかけられました。
女性は紹介されたサイトで暗号資産の投資を始め、まず指定された口座に20万円を振り込んだところ利益が得られたことから、さらに5回にわたってあわせておよそ950万円を振り込みました。
女性がサイト上で利益や振り込んだお金を引き出す手続きをしようとすると「引き出すには税金がかかる」とメッセージが表示されため、さらにおよそ150万円を振り込み、あわせておよそ1100万円をだまし取られました。
女性はその後も利益などを引き出せないことから不審に思い、被害が発覚したということです。
女性は相手とメッセージのやりとりを続けるうちに「相手が自分に好意を寄せていると感じた」などと話しているということで、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察はSNSを通じて暗号資産の投資を持ちかけるものは詐欺だとして、必ず警察に相談するよう呼びかけています。