大津 工場跡地に県内最大規模の1000戸のマンション計画

大津市のJR石山駅近くの工場跡地に、県内最大規模となるあわせて1000戸のマンションの建設計画が進められていることがわかりました。

計画が進められているのは、新快速列車も停車する大津市のJR石山駅のすぐそばに位置する半導体工場の跡地、およそ6万3000平方メートルのうち4万7000平方メートルです。
この土地を買収した大阪の不動産会社によりますと、計画では10階建てのマンションをあわせて3棟建設し、およそ1000戸の住居を新たに提供するということです。
敷地内には商業施設のほか、公園も整備される計画で、2年後(令和7年)までに造成工事を終える予定だということです。
県内では、現在、700戸規模の大型マンションの建設も進んでいますが、今回の計画はこれを上回り、県内でも最大規模となる見通しです。
大阪の不動産会社は、「大津市は今後も人口増加が見込まれ、大きなビジネスチャンスを秘めていると思っている。今回の開発を地元の人から歓迎されるものにするとともに、大津市全体の発展につながるよう努めたい」と話しています。