「本屋大賞」 大津出身の凪良ゆうさんが京都でトークショー

ことしの「本屋大賞」に選ばれた大津市出身で、京都市在住の作家、凪良ゆうさんのトークショーが20日、京都市で開かれました。

このトークショーは、ことしの「本屋大賞」に凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」が選ばれたことを受けて、京都市内の書店が開いたもので、ファンおよそ150人が集まりました。
この中で、凪良さんは「書いていて苦しいときほど、気分転換せず、突破口が開くまで机の前から離れなくなります。逆に調子がいい時ほど、筆が滑っているかもと思って一息つきます。小説を書くのが大好きなので、苦しくても大丈夫です」などと執筆時のエピソードを紹介していました。
このあと、サイン会が行われ、凪良さんはファンと1人ずつ交流しながら、本にサインをしていました。
参加した京都市の50代の女性は「作品には、重いテーマやいろいろな愛の形が描かれていますが、実際はキュートで気さくな人柄と分かり、楽しかったです」と話していました。
凪良さんは「こうしたトークイベントは初めてで、緊張しましたが、読者の顔を見て話すことができて幸せです。これからもいい作品を届けていきたいです」と話していました。