「ご当地ナンバー」導入めぐり甲良町が再度住民アンケート調査

彦根市と甲良町が導入を目指している車の「ご当地ナンバー」をめぐり、甲良町の議会が導入の再考を求めたことを受けて、町は19日、全ての世帯に導入の賛否を問うアンケートを送りました。

彦根市と甲良町が導入を目指している車の「彦根ナンバー」をめぐっては、去年12月からことし1月にかけて行われたアンケート調査で、いずれの市と町でも賛同する人が半数を超えました。
しかし、ことし3月、甲良町議会が「町民のアンケートの回答者が少なく、町民の合意が得られたとはいえない」などとして、導入の再考を求める決議案を賛成多数で可決し、野瀬喜久男町長は全ての世帯を対象にアンケート調査を行う考えを示していました。
これを受けて、18日夜、甲良町役場では、職員たちが「彦根ナンバー」導入の賛否を問うアンケート用紙を発送する準備を行い、19日、町内の全ての世帯にあたる2634世帯に発送しました。
アンケートの回答は、郵便で来月20日までに送り返すことになっていて、賛成が多数となった場合は、導入に向けた手続きが進められますが、反対が多数となった場合、甲良町の野瀬町長は彦根市と協議したいとしています。