陸自50代隊員ゲーム会社に“脅迫のようなメール”停職4か月

陸上自衛隊大津駐屯地の50代の隊員が、ゲームアプリの運営会社に対して脅迫するような内容のメールを繰り返し送ったとして、停職4か月の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊大津駐屯地に勤務する、中部方面混成団の50代の2等陸尉です。
陸上自衛隊によりますと、この2等陸尉はスマートフォンのゲームアプリに課金したのに、希望するキャラクターを入手できなかったことに腹を立て、2015年ごろから2020年4月にかけて、アプリの運営会社に対し「詐欺だ、金を返せ」などと脅迫するような内容のメールを繰り返し送っていたということです。
2020年4月に、警察から自衛隊に連絡があり、発覚したということです。
2等陸尉は自衛隊の調査に対して「深く反省している」と話してメールを送ったことを認めているということで、自衛隊は、18日、2等陸尉を停職4か月の懲戒処分にしました。
中部方面混成団長の野崎英二1等陸佐は、「自衛官への教育を主な任務とする部隊の隊員としてあるまじき行為だ。指導を徹底していく」とコメントしています。