かるたゆかりの観光名所を紹介 大津市がウェブサイト公開

百人一首に関係する寺などがある大津市は、観光客を呼び込もうと、かるたに関する観光名所を紹介するウェブサイトを新たに作成し、公開しています。

大津市が開設した新たなウェブサイトは、「かるたの聖地 大津」として先月、公開されました。
サイトでは、大津市とかるたとの関わりについて、市内に小倉百人一首の1番目の歌を詠んだ天智天皇をまつる近江神宮があり、毎年、競技かるた日本一を決めるタイトル戦が開かれていることなどが紹介されています。
また、百人一首の歌人が出家した比叡山延暦寺や三井寺、それに百人一首の10番を詠んだ歌人、蝉丸をまつる関蝉丸神社などゆかりの観光地が掲載されています。
そのほか、かるたをモチーフにしたせんべいなどのお土産や競技かるたの世界を描いた漫画「ちはやふる」に登場した場所を巡る観光のモデルコースも紹介されていて、市観光振興課は「“かるたと言えば大津”というイメージを持ってもらい、実際に足を運んでもらうことで、大津を盛り上げたい」としています。