大津市 不正受給などで障害者福祉事業所の指定取り消し処分

障害者の訪問介護サービスなどを行っている大津市内の障害者福祉事業所が、実際には行っていないサービスを行ったなどとうその報告をして、およそ700万円を不正に受給していたなどとして、大津市はこの事業所の指定を取り消す処分を行いました。

指定の取り消し処分を受けたのは、大津市にある障害福祉サービス事業所「あかねはうす」です。
大津市によりますと、この事業所はおととし(令和3年)3月までの1年9か月にわたって、実際には行っていないサービスを行ったなどとうその報告をして、大津市から事業費737万円を不正に受け取っていたということです。
また、障害者への訪問介護の資格がない職員が働いていたほか、利用者の名前の印鑑を用意してうその書類を作っていたということです。
大津市は、この事業所に対し、不正に受け取った事業費全額の返還を求めることにしています。