滋賀県知事が年頭会見 「県内のすべての子どもに万博見学を」
官公庁などは4日が仕事始めです。
滋賀県の三日月知事は、県庁で年頭の記者会見を開き、2年後の2025年に開かれる大阪・関西万博を、県内のすべての子どもが見学できるよう検討を始めたことを明らかにしました。
仕事始めの4日、県庁では、ことしも、新型コロナの感染対策のため、庁内放送を通じて、三日月知事が年頭のあいさつを行いました。
この中で、三日月知事は「コロナを乗り越え、府県や国境も乗り越えて、新たなチャレンジをする1年にしよう」と職員に呼びかけました。
このあと、行われた記者会見で、三日月知事は「新たなチャレンジとして、出産や子育て、保育環境の充実にいっそう取り組みたい」と述べ、2年後の2025年に開催される大阪・関西万博を、県内のすべての子どもが見学できるよう検討を始めたことを明らかにしました。
対象となる年齢や見学方法など具体的な内容は、今後、検討するということです。
また、先月、カナダで開かれた生物多様性の保護について話し合う国連の会議、「COP15」を受けて、生物多様性の保全にこれまで以上に力を入れて取り組む考えを示しました。