電子割引券「しが割」の利用好調 2週間で予算額の半分消費

県内の飲食店や小売店などで最大30%の割り引きを受けられる「しが割」の開始から2週間。
すでに予算額の半分が消費され、県の予想を上回るペースで利用されていることがわかりました。

「しが割」は、滋賀県がコロナ禍や物価高騰で苦しむ飲食店や小売店を支援しようと始めたもので、通信アプリ「LINE」を通じて毎週1回クーポンが配信され、登録された店で1000円以上の飲食や買い物をすると、最大30%の割り引きが受けられます。
県によりますと、2週間前、11万人だった「しが割」の登録者はこれまでに48万人に増え、このうち、27日までにのべ33万人が利用したということです。
そして、利用された金額は5億7000万円にのぼり、県が確保していた11億円あまりの予算のうちすでに半分以上が消費されたということです。
県商工政策課の大野木純さんは、「たいへん多くの方にご利用いただき、反響の大きさに驚いています。参加している店からは、新規の客が増えたという声もあり、売り上げアップにつながっているのではないかと考えています」と話していました。
「しが割」の利用期間は、来年2月26日までの予定ですが、総額11億円あまりの予算を使い切った場合、早めに終了する場合もあるということです。

【大津の精肉店では】
「しが割」に参加している大津市の精肉店では、訪れた客の多くが「しが割」を利用しています。
厳選した近江牛を100グラム1000円弱から3000円あまりで販売しているこの店では、最近、支払額が1万円を超えるように購入する人が多くなったと言います。
その理由は、「しが割」の割引きの上限である3000円の割引きを受けられるようにするためで、1万円未満の場合は、量を増やすなどして1万円を少し超えるようにする人が多いということです。
大阪から旅行で訪れていた50代の男性は、「全国旅行支援のクーポンに加えて、しが割も利用でき、大変うれしいです。滋賀へ行く仲間がいたら、勧めてみたいと思います」と話していました。
松喜屋精肉部の中井彩香さんは、「店頭で接客していて、来店者の3人に1人がしが割を使用していると感じます。常連客の来店頻度も増えていて、コロナ禍の状況でも多くの方に来店いただけるのはありがたいです」と話していました。