児童に“無視しよう”と発言 いじめ誘発で担任教諭交代 野洲

滋賀県野洲市の市立小学校の50代の教諭が、担任する児童について「無視しよう」などと不適切な言動を繰り返し、学校がいじめと認定して担任を交代させていたことがわかりました。

野洲市教育委員会によりますと、学年主任を務めていた50代の男性教諭はことし5月以降、担任していた2年生の男子児童の質問に対して、「本当に言葉を知らんな」とか「無視しよう」などと不適切な発言を繰り返したということです。
これによって、ほかの児童も「無視しよう」、「言葉を知らないくせに」などと発言するようになり、いじめにつながったということです。
さらに教諭は、男子児童の保護者に医学的な根拠がないまま、「発達障害なので検査を受けるべきだ」などと発言し、学校は、教諭の言動をいじめと認め、2学期から担任を交代させました。
教諭は教育委員会の調査に対し、「不適切な言動で反省している」と話し、現在は休職しているということです。
この小学校ではことし2月にも、臨時講師が児童をアニメのキャラクターに例えたことがいじめにつながったとして、担任を交代させたばかりでした。
野洲市教育委員会の西村健 教育長は29日午後、会見を開き、「こどもを1番守るべき学年主任が、いじめ事案を引き起こしてしまい、こどもにつらい思いをさせて本当に申し訳ない。学校教育に対する信頼を大きく損ねてしまい、今後は再発防止に努め、2度と同じことが起きないようにしていく」と謝罪しました。