滋賀県内の児童虐待の相談8301件 13年連続で過去最多

昨年度1年間に県などに寄せられた児童虐待に関する相談は8300件あまりと前の年度より100件増え、統計を取り始めた平成20年度以降、13年連続で過去最多を更新しています。

県によりますと、昨年度1年間に県内3つの子ども家庭相談センターと市や町の相談窓口が対応した児童虐待に関する相談は8301件でした。
これは前の年度と比べて100件、率にして1.2%増え、県が統計を取り始めた平成20年度以降、13年連続で過去最多を更新しています。
種類別では暴言を吐かれたり、目の前で家族のDVを目撃したりするなど心に傷を受ける「心理的虐待」が41.4%と最も多く、次いで暴力を加える「身体的虐待」が31.3%、子どもの面倒を見ない「ネグレクト」が26.4%などとなっています。
虐待を受けた子どもの年齢は「小学生」が38%と最も多く、次いで、「3歳から就学前の児童」が18.5%、「0歳から3歳未満」が17.3%でした。
虐待の相談件数が増加したことについて、県子ども・青少年局は「新型コロナによる外出自粛などで家族で自宅にいる時間が長くなったことなどが影響しているのではないか」と分析しています。
一方で、新型コロナで外部との接触の機会が減り、虐待があっても気付きにくくなっている可能性もあるとして、引き続き警察など関係機関と連携を強化し、虐待防止に取り組むことにしています。