「イナズマロック フェス」びわ湖岸で3年ぶりに観客入れ開催
びわ湖岸で行われる野外音楽イベント、「イナズマロック フェス」が3年ぶりに観客を入れて、17日から始まりました。
このイベントは、県出身のミュージシャン西川貴教さんが主催し、毎年、この時期に開いていますが、新型コロナの影響で、おととしはオンラインで、去年は中止となりました。
ことしは3年ぶりに観客を入れて開催され、初日の17日、草津市のびわ湖岸の会場には、県内外から大勢の人が訪れました。
イベントの冒頭、三日月知事が「この自然環境があるからロックフェスが開催できている。改めてびわ湖に感謝したい」とあいさつをしました。
大阪府から来た女性は「初開催の時から毎回欠かさず来ていて、3年ぶりの開催で入り口に来た時、泣きそうになりました。楽しもうと思います」と話していました。
会場の周りには、滋賀県などが主催して県の魅力を体験するスペースも設けられ、びわ湖の生き物を紹介するコーナーでは、子どもたちがザリガニを触って楽しんでいました。
滋賀県観光振興局の大根田啓介さんは「3年ぶりの開催はうれしい限りで、滋賀県の魅力を知ってもらうきっかけになれば」と話していました。
イベントは17日から3日間の予定ですが、台風14号の接近にともなって、18日と19日は、最新の天気予報を踏まえ適切に検討するとしています。