大津市で妹を暴行死させた兄が母親の裁判で妹への謝罪語る

去年、大津市で、6歳の妹に暴行を加えて死亡させたとして逮捕され、その後、少年院に送られた当時17歳の兄が2日、母親の裁判に証人として出廷しました。
この中で、兄は、妹を死亡させたことについて、「ごめんという気持ちしかない」と述べました。

去年8月、大津市の公園で6歳の女の子が倒れているのが見つかり、17歳の兄が暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の疑いで逮捕され、その後、家庭裁判所から少年院に送られました。
一方、警察の捜査で、母親の自宅から覚醒剤などの違法な薬物が見つかり、母親が覚醒剤取締法違反などの罪に問われ、裁判が行われています。
2日、大津地方裁判所で開かれた裁判に兄が証人として出廷し、検察官から、去年8月に逮捕されたときの状況について尋ねられると、「ソファで寝ていて母親に起こされた。警察だとわかった」などと述べました。
また、自分が妹を死亡させたことについて、「ごめんという気持ちしかない」と述べました。
妹への暴行事件について、滋賀県の検証部会では、児童相談所の間での引き継ぎに課題があったことや兄が母親に代わって妹の面倒をみる、いわゆる「ヤングケアラー」だったことなどが指摘され、滋賀県は、相談所の対応を改めるとともにヤングケアラーの支援にも力を入れることにしています。