新型コロナの感染者急増 滋賀県が「医療体制非常事態」を宣言

新型コロナウイルスの感染者が急増し、滋賀県内の医療提供体制がひっ迫しているとして、三日月知事は8日、県独自の「医療体制非常事態」を宣言し、県民に対して基本的な感染対策を徹底するよう改めて呼びかけました。

県内では、先月下旬から1日の感染者数が2000人を超える日が続いていて、病床の使用率はすでに70%を超えています。
こうした状況を受けて、三日月知事は、8日に県庁で開かれた会見で、「病床はひっ迫しており、いまだ感染拡大の傾向も認められることから、医療体制が非常事態にあることを県民と共有させていただきたい」と述べ、県独自の「医療体制非常事態」を宣言しました。
宣言が出されるのは第6波で感染が急増したことし1月14日以来、3回目です。
宣言に伴って、三日月知事は、高齢者や妊娠後期の人など重症化しやすい人への感染を防ぐため、そして、さらなる感染拡大で医療従事者の負担を増やさないため、必要な場所でのマスクの着用など、基本的な感染対策を改めて徹底するよう呼びかけました。
その一方で、「BA.5対策強化宣言」や行動制限は行わず、県独自の5段階の警戒レベルも現在の「レベル2」のままとする方針を示しました。
また、感染者の急増を受けて大津市保健所は、保健所業務の負担を減らすため、これまで電話で行っていた感染者の調査を、9日から、重症の場合を除いて、携帯電話のショートメッセージを活用して感染者みずから申請してもらうことになりました。