滋賀県 介護必要な高齢の感染者対象の施設 満床状態続く

滋賀県内でも、新型コロナウイルスの感染が急激に広がる中、県が運用する介護が必要な高齢の感染者の療養施設では、ほぼ満床の状態が続いていて、県は、今後、対応できる病床を増やすことにしています。

県内では、感染の第6波で、本来は、入院の対象にならない軽症の高齢者が介護などが必要なために入院するケースが相次ぎ、医療機関の負担が大きくなりました。
このため、滋賀県は、ことし5月以降、大津市内のホテルを借り上げ、介護士や看護師を常駐させ、軽症で介護が必要な高齢者専用の宿泊療養施設として、運用しています。
県によりますと、この施設の定員は15人ですが、感染が再び拡大した先月上旬以降は、満床に近い状態が続いているということです。
この施設に入れない感染者については、高齢者の療養先を調整する県の「介護コーディネーター」が訪問看護や食料品の配達などを手配しているということです。
県は、今後、草津市にある、軽症患者を一時的に受け入れる入院待機施設に介護士を派遣した上で、こうした高齢者を受け入れられるよう準備を進めることにしています。
県の介護コーディネーターの楠神渉さんは「一人では生活できない高齢者を優先して、宿泊療養施設で受け入れるため、家族のサポートが得られる高齢者には、在宅療養をお願いせざるをえない状態だ」と話していました。