「無差別的、通り魔的に犯行」懲役10年の実刑判決 大津地裁

去年5月、守山市の路上で20代の女性の体を触ったうえ、足を刺し大けがをさせたなどとして強制性交等致傷などの罪に問われた28歳の被告に対し、大津地方裁判所は「無差別的、通り魔的に犯行を繰り返した」として懲役10年の実刑判決を言い渡しました。

野洲市の坂田大志被告(28)は、去年5月、守山市の路上で20代の女性の体を触り、その際、包丁で女性の足を刺し、全治1か月の大けがをさせたとして強制性交等致傷の罪に問われました。
また、守山市での犯行の前に草津市の路上でも10代の女性に抱きついて体を触るなどしたとして、強制わいせつの罪などにも問われました。
27日の判決で大津地方裁判所の畑山靖裁判長は「被告は、守山の事件では被害者に包丁を押し当ててひとけのない路地奥に連行し、首を強く絞め足を突き刺した。生命、身体に対する危険性が高く、同じような事案の中でも特に悪質だ」と指摘しました。
そのうえで「被害者らの苦しみよりも自分の性的欲求を優先させるという被告の考え方は身勝手で自己中心的だ。同じ日に無差別的、通り魔的に犯行を繰り返した点を含め、厳しい非難を加えなければならない」として懲役10年の実刑判決を言い渡しました。