“不当要求の疑い” 滋賀県議会 初の政治倫理審査会

滋賀県議会の大野和三郎議員が県に対して不当な要求をした疑いが持たれている問題で、21日、県議会で初めてとなる政治倫理審査会が開かれました。

この問題は去年、県議会の自民党会派に所属していた大野議員が県が補助金を出す「JA全農しが」について、特定の業者との取引の見直しを求めるよう知事や県の担当者に対し合計16回にわたって要求し、応じない場合は自民党会派として県の予算案を認めない趣旨の発言をするなど、県議会議員の政治倫理に関する条例に違反した疑いがあるとされているものです。
滋賀県議会で政治倫理審査会が設置されるのは平成16年の条例施行以来初めてで、21日は県議会の5つの会派から議員1人ずつと、弁護士や学識経験者など合わせて8人の委員が出席しました。
会議では、今後の進め方について協議が行われ、出席者からはなぜそうした要求を行ったのか、動機や利害関係を含めて解明すべきだという意見も出されましたが、まずは大野議員の言動や態度が条例に違反しているかどうか調べることになりました。
審査会では、来月下旬から9月中旬にかけて大野議員本人や関係する県職員から聞き取りをした上で、必要があれば三日月知事からも話を聞いて事実関係を確認し、年内に報告をまとめることにしています。