伝統工芸品「水口細工」の展示会 甲賀 水口歴史民俗資料館

東海道の宿場町だった甲賀市水口町の伝統工芸品、「水口細工」の展示会が甲賀市で開かれています。

「水口細工」は藤や葛(くず)のつるを精巧に編んだ工芸品で、昭和40年代まで水口町で盛んに作られていました。
水口歴史民俗資料館で開かれている展示会では、箱や小物入れなど24点の水口細工が展示されています。
このうち、葛と青葛藤などで作られた「葛籠(つづら)」は着物や貴重品を入れるもので、「水口細工」を代表する工芸品です。
また、「葛籠笠」は平織りという方法で編み目が格子模様になるようにつるを編んだもので、その技術を再現するのは難しく、江戸時代の武士が使用したものだと考えられています。
このほか、会場では、皇室や寺社などに献上された「水口細工」の写真や資料がパネルで紹介されています。
水口歴史民俗資料館の佐野伸晃 資料調査員は「『水口細工』は非常にきれいな工芸品です。この工芸品を通じて水口の歴史を感じてもらいたいです」と話していました。
この展示会は8月31日まで開かれています。