80代女性刺され大けが 殺人未遂の疑い容疑者逮捕 宮古島市
18日、宮古島市の住宅で、80代の女性が包丁で腹を刺され大けがを負いました。
警察は、近くにいた53歳の容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕し、詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、自称、東京・中野区に住む、無職の羽地淳容疑者(53)です。
警察によりますと、18日午後2時ごろ、宮古島市平良下里の住宅で、この家に住む80代の女性の腹を包丁で複数回、突き刺し、大けがを負わせたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。
事件発生からおよそ30分後、「身内を傷つけたから警察を呼んでほしいと男に言われた」という通報を受けて駆けつけた警察官が、住宅の外で倒れている女性と血のついた包丁が落ちているのを見つけたということです。
女性は意識がある状態で病院に運ばれ、治療を受けています。
女性が現場近くにいた容疑者に刺されたと話していたことなどから、緊急逮捕しました。
2人には面識があったとみられるということで、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。
警察は、捜査に支障があるとして容疑者の認否を明らかにしていません。