ドクターヘリから落下 窓の一部 名護市の県道で見つかる

26日午後、名護市上空を飛行していたドクターヘリから落下したとみられるアクリル製の窓の一部が、名護市内の県道で見つかりました。

この事故は、26日の午後3時半ごろ、県の委託で「鹿児島国際航空」が運航するドクターヘリが、患者の搬送のため、浦添市から鹿児島県の与論島に向けて飛行中、名護市上空で機体のアクリル製の窓が割れて落下したものです。

警察によりますと、26日午後11時ごろ、名護市大中2丁目の県道71号で、付近を通りかかった救急隊の隊員が窓のようなものが路側帯に落ちていると通報し、警察と会社が確認したところ、落下した窓の一部だと分かったということです。

会社では、引き続き落下した窓の残りの部分を捜索するとした上で、「メーカーなどとも協議し、落下の原因を調査して再発防止策を講じたい」とコメントしています。