沖縄県議会議員選挙 出口調査の結果は

NHKは16日、有権者の投票行動や政治意識を探るため、出口調査を行いました。

調査は▼那覇市・南部離島▼沖縄市▼宜野湾市の3つの選挙区、あわせて32の投票所で、投票を終えた有権者4082人を対象に行いました。このうち、およそ54%にあたる2201人から回答を得ました。

一方、15日までに有権者のおよそ18%にあたる20万7993人が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査の対象になっていません。

【支持政党】
ふだん支持している政党について尋ねました。

那覇市・南部離島選挙区では、▼自民党が23%▼立憲民主党が7%▼日本維新の会が4%▼公明党が6%▼共産党が9%▼国民民主党が1%▼れいわ新選組が3%▼社民党が5%▼沖縄社会大衆党が2%▼特に支持している政党はない、いわゆる無党派層が37%でした。

沖縄市選挙区では、▼自民党が25%▼立憲民主党が14%▼日本維新の会が2%▼公明党が6%▼共産党が6%▼国民民主党が1%▼れいわ新選組が3%▼社民党が7%▼沖縄社会大衆党が1%▼特に支持している政党はない、いわゆる無党派層が32%でした。

宜野湾市選挙区では、▼自民党が25%▼立憲民主党が9%▼日本維新の会が2%▼公明党が3%▼共産党が3%▼国民民主党が1%▼れいわ新選組が2%▼社民党が11%▼沖縄社会大衆党が2%▼特に支持している政党はない、いわゆる無党派層が40%でした。

【玉城県政の評価】
これまでの玉城県政を評価するかどうか尋ねました。

那覇市・南部離島選挙区では、▼「評価する」と答えた人は68%▼「評価しない」と答えた人は32%でした。

沖縄市選挙区では、▼「評価する」と答えた人は69%▼「評価しない」と答えた人は31%でした。

宜野湾市選挙区では、▼「評価する」と答えた人は71%▼「評価しない」と答えた人は29%でした。

【最も期待する政策】
県政に最も期待する政策について尋ねました。

那覇市・南部離島選挙区では、▼「景気・雇用」が33%▼「教育・子育て・子どもの貧困対策」が27%▼「基地負担の軽減」が15%▼「医療・福祉」が12%▼「観光の振興」が5%▼「まちづくり・防災」が4%▼「エネルギー・環境」が1%▼「農林水産業の振興」が1%▼「その他」が3%でした。

沖縄市選挙区では、▼「景気・雇用」が34%▼「教育・子育て・子どもの貧困対策」が27%▼「医療・福祉」が14%▼「基地負担の軽減」が13%▼「観光の振興」が3%▼「まちづくり・防災」が3%▼「エネルギー・環境」が1%▼「農林水産業の振興」が1%▼「その他」が4%でした。

宜野湾市選挙区では、▼「景気・雇用」が35%▼「教育・子育て・子どもの貧困対策」が25%▼「基地負担の軽減」が18%▼「医療・福祉」が11%▼「まちづくり・防災」が3%▼「観光の振興」が2%▼「エネルギー・環境」が1%▼「農林水産業の振興」が1%▼「その他」が4%でした。

【移設賛否】
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設について容認か反対か、尋ねました。

那覇市・南部離島選挙区では、▼「容認」が39%▼「反対」が61%でした。

沖縄市選挙区では、▼「容認」が45%▼「反対」が55%でした。

宜野湾市選挙区では、▼「容認」が43%▼「反対」が57%でした。

【政治とカネ】
投票する際に「政治とカネ」の問題を考慮したか、考慮しなかったかどうか尋ねました。

那覇市・南部離島選挙区では、▼「考慮した」が66%▼「考慮しなかった」が34%でした。

沖縄市選挙区では、▼「考慮した」が69%▼「考慮しなかった」が31%でした。

宜野湾市選挙区では、▼「考慮した」が67%▼「考慮しなかった」が33%でした。

【岸田内閣評価】
岸田内閣を支持するかどうか尋ねました。

那覇市・南部離島選挙区では、▼「支持する」が21%▼「支持しない」が79%でした。

沖縄市選挙区では、▼「支持する」が27%▼「支持しない」が73%でした。

宜野湾市選挙区では、▼「支持する」が24%▼「支持しない」が76%でした。