女性を車にひかせて死亡 殺人の罪で建設作業員起訴 那覇地検

ことし1月、宜野湾市の国道で交際相手の女性を道路上に移動させて放置し、走行中の車にひかせて死亡させたとして31歳の建設作業員が那覇地方検察庁に14日、殺人の罪で起訴されました。

起訴されたのは、宜野湾市の建設作業員、古謝勝也被告(31)です。

起訴状などによりますと、作業員はことし1月、宜野湾市大山の国道58号で宜野湾市に住む当時58歳のパート店員の両手をつかんで道路の中央付近に移動させて放置し、走行してきたタクシーにひかせて死亡させたとして殺人の罪に問われています。

パート店員は作業員の交際相手で当時は酒に酔っていて動けない状態だったということです。

警察によりますと事件の前、パート店員から金銭や交友関係をめぐって合わせて4件の通報や相談があり作業員に口頭で警告していたということです。

警察と検察は、捜査に支障があるとして作業員の認否を明らかにしていません。