東村でバードカービング展 山と水の生活博物館で来月2日まで

ひとつの木材を彫刻刀などで削って、本物そっくりの鳥に仕上げる「バードカービング」と呼ばれる彫刻の作品展が、東村で開かれています。

「バードカービング」はアメリカが発祥で、水鳥の狩猟の際におとりとして使われていた「デコイ」と呼ばれる鳥の木型がもととなっている工芸品です。

東村の「山と水の生活博物館」には、4年前に亡くなった東京の芸術家で、生前、野鳥観察で東村などをたびたび訪れていた成川治さんが製作した「バードカービング」の作品35点が展示されています。

このうち、沖縄本島北部だけに生息し、国の特別天然記念物に指定されているキツツキの仲間「ノグチゲラ」が木の枝に止まっている様子を彫った作品は、足元の爪から尾羽まで細かく表現されています。

また、「サンコウチョウ」の作品は、くちばしから目の周りにかけての鮮やかなコバルトブルーの色が特徴で、本物そっくりに仕上げられています。

「山と水の生活博物館」の渡久山尚子学芸員は、「色も形も生きたように再現されています。『バードカービング』の作品を見たあとに、博物館周辺で野鳥を観察してほしいです」と話していました。

この作品展は、毎週月曜日の休館日を除き、来月2日まで開かれています。