アニサキスで女性1人が食中毒 北谷町の飲食店でサバの刺身

北谷町内の飲食店でサバを使った料理を食べた40代の女性が激しい腹痛や吐き気を訴え、寄生虫のアニサキスが摘出されたことから県は食中毒と断定し、この飲食店に対し28日、必要な対策を取るよう命じる行政処分を行いました。

県が命令を出したのは北谷町美浜の飲食店「ミハマノアシドリ」です。

県によりますと、先月28日、この飲食店でサバの刺身のあえ物を食べた40代の女性が翌日、激しい腹痛や吐き気を訴え医療機関を受診したところ、胃の中から寄生虫のアニサキスが摘出されたということです。

中部保健所はアニサキスによる食中毒と断定し、この飲食店に対し食中毒を防止するため必要な対策を行うよう「危害除去命令」を出しました。

女性の症状は回復傾向にあるということです。

アニサキスは、体長2〜3センチほどの幼虫がサバやアジなどに寄生し十分な加熱や冷凍処理を行わないで生きたまま人の体内に入ると胃や腸を傷つけ、激しい腹痛やおう吐などを引き起こします。

県は魚介類を調理する際は明るい所で行い、アニサキス幼虫がついていないか確認することや、生の魚介類を提供する場合は、一度、冷凍されたものを使用することなどを呼びかけています。