尖閣諸島沖 中国海警局の船3隻が一時領海侵入 その後出る

尖閣諸島沖 中国海警局の船3隻が一時領海侵入 その後出る

24日、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、日本の漁船の動きに合わせるように領海に侵入した中国海警局の船3隻は、2時間前後領海内を航行した後、いずれも領海を出ました。
海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島の大正島の沖合で、中国海警局の船3隻が24日午後4時前から日本の漁船3隻の動きにあわせるように相次いで日本の領海に侵入しました。

3隻は2時間前後領海内を航行し、日本の漁船がこの海域から離れたあと、いずれも午後7時すぎまでに領海を出ました。

海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは今月19日以来で、ことしに入って16件目です。