中山石垣市長 「台湾は世界が認める国家です」とXに投稿

20日行われた台湾の頼清徳・新総統の就任式に出席した石垣市の中山市長は、旧ツイッターのXで「台湾は世界が認める国家です」などと投稿しました。
中国政府は「1つの中国」の原則を認めていないとして、頼・新総統を批判していることから、今回の投稿が今後、波紋を広げる可能性もありそうです。

石垣市の中山市長は、20日行われた台湾の頼清徳・新総統の就任式に出席するため、19日、台湾を訪れました。

中山市長は、19日、みずからの旧ツイッターのXで「台湾は世界が認める国家です」と投稿しました。

また、20日は「頼清徳新総統が就任、就任演説で民主主義と協調による新たな台湾の国家運営を発表」と投稿しました。

頼・新総統は就任演説で、中国との関係について現状維持を強調した上で「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属しない」などと述べ、「台湾は中国の一部だ」とする中国の主張を否定しました。

これに対し、中国政府は「1つの中国」の原則を認めていないとして頼・新総統を批判しています。

今回の中山市長の投稿が、台湾を「国家」と表現していることから、今後、波紋を広げる可能性もありそうです。