沖縄復帰52年 復帰運動ゆかりの辺戸岬には朝から観光客の姿

アメリカの統治下にあった沖縄が本土に復帰して52年となる15日、復帰運動のゆかりの地となっている沖縄本島の最北端にある辺戸岬には、朝から観光客が訪れていました。

沖縄本島の最北端にある国頭村の辺戸岬は、復帰前、20キロあまり離れた鹿児島県の与論島との間で、互いにかがり火がたかれるなど、復帰運動のゆかりの地となっています。

15日は晴れて、午前5時半ごろからあたりが明るくなり始めると、遠くに与論島を望むことができました。

日の出を楽しんだり、沖縄の復帰運動の歴史が刻まれた記念碑を眺めたりする観光客の姿が見られました。

神奈川県から観光で訪れた夫婦は、「嘉手納基地で大きな飛行機が間近で着陸するのを見て怖かった。難しいとは思うが、なるべく本土にもリスクを分散する形でやっていければいいと思う」とか「沖縄戦があり、いろいろ大変だったと思う」などと話していました。