高機能ドクターカー導入を目指してクラウドファンディング開始

豊見城市にある友愛医療センターは、災害現場などに医療スタッフが駆けつけ、患者を治療しながら搬送できる高機能のドクターカーの導入を目指してクラウドファンディングを始めました。

緊急度や重症度の高い患者を受け入れている友愛医療センターでは、救急医療を専門とする医師などのスタッフが、いち早く現場に駆けつけるためのドクターカーを運用していて、年間300件以上出動しています。

ただ、患者を搬送することはできないため、医療スタッフが現場に到着しても、救急車を長時間待たざるを得ないケースもあるということです。

このため、病院では医療スタッフが処置をしながら患者を搬送できる、新しいドクターカーの導入を目指して、個人から幅広く支援を募るクラウドファンディングを13日から始めました。

導入予定の車両は、高機能の医療用機材が搭載されていて、救急車よりもスペースが広く、治療や処置を行いやすいということです。

ことし9月の導入を目指し、必要な費用およそ4000万円のうち半分の2000万円を、7月末までに集めることを目標にしています。

導入後は、救急現場からの搬送のほか、地域のクリニックなどからの緊急性を要する患者の搬送にも利用するということです。

友愛医療センター救急科の山内素直部長は「自分たちの地域の医療は地域で、自分たちの力で守る必要があることをご理解いただき、より高度な医療を提供する搬送をぜひ実践して多くの方の命を救いたい」と話していました。