「こどもの日」の辺野古沖は

「こどもの日」の辺野古沖は

大型連休中のこどもの日の5日午前、アメリカ軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古沖では工事は行われていませんでした。
ことし1月10日から代執行に伴う工事が始まった大浦湾側の区域では、ふだんは作業船から石材を海に投入したり、台船から作業船に土砂を移したりする様子が見られますが、きょう午前10時半現在、そうした動きは確認できませんでした。
また、埋め立てがほぼ完了した辺野古側の区域では連日、土砂を積んだダンプカーが走ったり重機で土砂をならしたりしていますが、そうした様子は見られませんでした。
一方、移設工事の現場が一望できる瀬嵩の浜には、地元の有志による手作りの「ジュゴンのぼり」18匹が空を泳いでいました。
この活動に取り組んだ地元の住民は、「ジュゴンのぼりを楽しみながらここで何が行われているのか見てほしい」と話していました。
「ジュゴンのぼり」が泳ぐ様子は5月9日まで楽しむことができるということです。